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障がい者でも婚活できる?結婚事情や健常者とコミュニケーションする際のコツも解説

2025年4月22日


障がいを持つが婚活できるか不安がある、というお悩みのご相談をよくいただきます。

障がい者の婚活は厳しいのでは、と諦めてしまう人も多いですが、婚活手段はさまざまあるため、障がいがあるからといって諦めるのはもったいないです。

本記事では、障がい者の結婚事情をはじめ、婚活が難しい理由やおすすめの婚活手段、成功させるためのポイントをご紹介します。

健常者との婚活でよくある課題、コミュニケーションを取るためのコツもお伝えするため、婚活を検討している方はぜひ参考にしてください。

障がい者の結婚事情

内閣府「平成25年版障害者白書」によると、配偶者がいる障がい者の割合は、身体障がい者が60.2%、知的障がい者が2.3%、精神障がい者が34.6%です。
平成25年版障害者白書
身体障がい者の婚姻率は半数を超えており、必ずしも婚活が難しいというわけではありません。

また、精神障がい者の30%以上が結婚している一方、結婚している知的障がい者の割合は2.3%とほかの障がい者と比べると圧倒的に低いです。

このことから、持っている障がいによって結婚に対するハードルが異なることが分かります。

厚生労働省から障害者手帳所有者の推計値が平成28年と令和4年に公表されていますが、令和4年の障害者手帳保有者の対前回(平成28年)比は109.0%と増加しています。

障がいを持つ人が増加していることから、婚活の悩みのなかでも障がい者の婚活に関する内容の相談が近年増えています。

出典
内閣府「平成25年版障害者白書」(https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h25hakusho/gaiyou/pdf/h1_01.pdf
厚生労働省「令和4年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/seikatsu_chousa_r04.html)

障がい者の婚活は厳しいと思われる理由

障がい者の婚活は、健常者よりも厳しいといわれています。

だからといって諦めてしまうのではなく、どのような理由で厳しいといわれているかを把握したうえで婚活に取り組むことが、縁結びの秘訣ともいえます。

ここでは、障がい者の婚活が難しいといわれている理由を3つご紹介します。

パートナーへの負担に不安になってしまう

障がい者の婚活が厳しいといわれる理由には、障がい者自身が主にパートナーに負担をかけることに対して不安を持ってしまうことも挙げられます。

ひとりで日常生活を送るのが難しい障がい者の場合は、家族の協力が必要不可欠なケースが多いです。

そのため、職場や病院への送迎、食事や入浴の補助などでパートナーに負担をかけてしまうのでは、と不安になり、自ら結婚から遠ざかってしまう傾向にあります。

経済状況が安定していない

障がい者に限りませんが、経済状況が不安定な人の婚活は難航するものです。

厚生労働省「令和5年度障害者雇用実態調査」によると、障がい者の1か月の平均賃金は、身体障がい者が235,000円、知的障がい者が137,000円、精神障がい者が149,000円、発達障がい者が130,000円です。

年収に換算すると身体障がい者以外は年収200万円前後となり、健常者よりも収入が低い傾向にあります。

安定した結婚生活を送るためには安定した収入が必須となるため、収入の不安定さは婚活に影響するでしょう。

出典:厚生労働省「令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書」(https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001233721.pdf

異性との出会いの場が少ない

障がい者のなかには日常生活での活動範囲が限られている人も多く、健常者と比べると異性との出会いの場が少ないのが現状です。

障がい者に限らず、健常者でも異性と出会う場が少なければ、なかなか結婚相手は見つかりません。

障がい者の場合は、出会いの場を求めるために活動範囲を広げることが日常生活に大きな負担となることもあります。

障がい者におすすめの婚活手段


障がいを持っていても、さまざまな方法で婚活をはじめることができます。

障がい者を対象とした婚活イベントもあるため、積極的にチャレンジしてみるとよいでしょう。

ここでは、障がい者におすすめの婚活手段を3つご紹介します。

結婚相談所

結婚相談所は、手厚いサポートを受けられるため、障がい者や健常者問わず結婚できる可能性を高められます。

本気で結婚したい方が集まっている場であるため、お見合いで気の合う相手と出会うことができたら結婚までスムーズに進む可能性が高いです。

また、障がい者を受け入れている結婚相談所なら、障がい者の婚活について知識を持った方が担当してくれるため、安心して婚活をはじめられます。

店舗まで行かなくても利用できるオンライン結婚相談所もあり、気軽に入会が可能です。

ハッピーカムカムは、本気で結婚を考えている方であれば健常者障がい者問わず入会が可能です。

障がいをお持ちの方にも安心して活動していただける体制になっており、専属のアドバイザーがあなたの成婚までサポートいたします。

マッチングアプリ

マッチングアプリは、スマートフォン1台で婚活をはじめられるため、行動範囲が限られてしまう障がい者にもおすすめです。

マッチングアプリはその手軽さから登録者が多いため、障がいに理解がある登録者も多くいると考えられます。

しかし、マッチングしてもデートに行くのが難しいとなると、アプリ内でのやりとりで終わってしまう可能性があります。

マッチングアプリは入会のハードルはとても低いですが、マッチング後の結婚までの流れは自分次第となるでしょう。

婚活パーティー

婚活パーティーは、民間や公的機関によって開催されており、障がい者向けの婚活パーティーも開催されています。

また、障がい者だけでなく、障がいに理解のある健常者も参加する婚活パーティーもあります。

飲食しながら出会いの場を楽しめるため、お互いにリラックスした状態で会話できるでしょう。

しかし、障がい者向けの婚活パーティーはまだ数が少なく、開催される時期を定期的にチェックする必要があります。

障がい者が婚活を成功させる秘訣

障がい者の婚活では、障がいが原因でなかなか相手が見つからないのではと、悩みを抱えている方もいるでしょう。

ここでは、障がい者が婚活を成功させるための秘訣を5つご紹介します。

障がいを持っていることを隠さない

障がい者の方が婚活をするなら、障がいを持っているのを隠さないことがポイントです。

婚活において、健常者・障がい者問わず隠しごとをすること自体が良くありません。

後々判明した際に、真剣に結婚を考えているのに隠しごとをされていた、と不信感を持たれることにつながりかねないためです。

いつか伝えなければいけないことは、前もって伝えておくことが大切です。

相手も障がいを持っているのを知ったうえでコミュニケーションが取れるため、結婚後の生活をイメージしながら婚活を進められます。

また、障がいを持っていると伝えたうえで関わってくれる方は、障がいに理解のある方といえるでしょう。障がいに理解のある方となら、交際や結婚に発展しやすいです。

障がい以外で魅力的な部分を前面に押し出す

障がいを持っているのを伝えたうえで、障がい以外のアピールポイントを前面に押し出すのがポイントです。

自分の趣味や特技、価値観をしっかり伝えることで、共通点を見つけやすくなります。

障がいの有無だけで判断するのではなく、一緒にいる空気感や安心感などを重視する方もいるため、自分の魅力をアピールしていきましょう。

人柄を知ってもらい興味を持ってもらえれば、婚活が順調に進む可能性が高まります。

一方、障がい者や健常者問わず、威圧的な方だったりギャンブル好きでお金の使い方があらかったりする人は、婚活が不利になります。

魅力的な部分をうまく押し出せば、障がい者や健常者関係なく、婚活をスムーズに進められます。

自分磨きをする

自分磨きは、婚活の成功に繋がります。

外見と内面ともに自分磨きをすると、より自分に自信がつき、今までよりも積極的に婚活に挑めるようになります。

外見の自分磨きは、清潔感のある服装や身だしなみ、ダイエットやメイクなどを意識するとよいでしょう。

外見がよくなれば、プロフィール写真の印象もよくなるため、お見合いの回数が増える可能性があります。

内面の自分磨きでは、婚活に関するセミナーに参加する、普段から感謝の気持ちを持って生活する、ボランティア活動に参加する、などが挙げられます。

結婚相談所によっては、自分磨きもサポートしてくれるところがあるため、活用するのもおすすめです。

障がい者の方をお相手として候補に含める

婚活の相手を健常者に絞らず、障がい者も候補に含めると婚活が進む可能性が高まります。

相手も障がいを持っている方なら、障がいに対する理解度が高かったり、気持ちを共有できたりするため、よいパートナーとして関係性を築けるでしょう。

障がい者同士でお互いに助け合いながらの結婚生活になるため、日常生活をよくイメージする必要があります。

不自由な部分があっても、苦難を乗り越えれば、より深い関係性になれるでしょう。

また、身体障がいや精神障がいなど、障がいには様々な種類があります。

お互いの障がいについても理解し支え合える、そんなお相手と出会うことができれば、結婚に発展しやすくなるでしょう。

障がい者の婚活に理解のある結婚相談所を選ぶ

結婚相談所を利用して婚活する場合は、障がい者の婚活に理解のある相談所を選ぶことがポイントです。

障がい者の婚活に理解のある担当者がサポートしてくれるため、障がいを理由に婚活を諦める必要はありません。誠実に向き合ってもらいながら、安心して婚活を進められます。

結婚相談所を利用する際も、障がいを持っていることを包み隠さずに伝えましょう。

通常の婚活サポートに加え、障がい者向けのサポートを取り入れているところもあり、積極的に活用していくことがおすすめです。

ハッピーカムカムは成婚までの平均期間が10か月と短く、充実したサポートによる時短婚活が可能です。

お相手へのご希望をしっかり見極めながら紹介するため、頻繁なお見合いが難しい障がいをお持ちの方でも安心してご利用いただけます。

こちらの記事では、結婚相談所に発達障害の方が登録できるかについて解説しています。効果的な婚活の方法と注意点についても取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

障がい者が健常者との婚活をするうえで直面する課題

健常者との結婚を望む障がい者の方もいらっしゃいますが、健常者との婚活ではさまざまな課題に直面するのが現実です。

ここでは、障がい者が健常者と婚活するうえで抱える課題を4つご紹介します。

健常者を受け入れる結婚相談所へ入会できない

結婚相談所のなかには、健常者のみを受け入れており、障がい者だと入会できないところがあります。入会しようとしても断られてしまうため、なかなか婚活のスタートラインに立てません。

しかし、結婚相談所は全国各地に多数存在し、なかには障がいの有無に関係なく入会できる相談所もあります。

入会できないからといって諦めるのではなく、障がい者の婚活に理解のある結婚相談所を探すのがポイントです。

障がい者でも入会を歓迎してくれる結婚相談所は、障がいにとらわれない魅力的な部分を重視してサポートしてくれます。

アピールポイントを前面に押し出せば、障がい関係なく、パートナーとして寄り添ってくれる方が見つかりやすくなります。

健常者と同じプラットフォームで婚活しなければならない

健常者との結婚を希望するなら、健常者と同じプラットフォームで婚活する必要があります。

異性の健常者と出会える機会がある分、健常者のライバルと競争する必要があり、ハードルが高く感じる方もいるでしょう。

障がい者も婚活できるプラットフォームでは、障がいに理解のある方と出会える可能性があります。あらかじめ理解のある方と出会えるように、障がいを持っているのを隠さずに公表するのがポイントです。

ただし、障がいの有無を気にしない方がいても、条件に年収を設定している方もいます。障がい者に理解がある方でも、そのほかの条件で省かれてしまうこともあります。

健常者同士で婚活する方がよいと考えてしまう

相手のことを考えるあまり、障がいで迷惑をかけてしまう、もっとよい相手がいるのでは、とネガティブになってしまうケースがあります。

障がいに対する考え方は人それぞれであるため、自分が恋愛対象になっていれば、健常者同士で婚活すべきと考える必要はありません。あらためて、お相手の気持ちを聞いてみるとよいでしょう。

また、健常者にこだわりがなければ、障がい者も婚活相手の候補に加えるのがポイントです。

障がいの種類によっては、お互いの障がいを支え合える可能性があり、健常者以上に理解のある方と出会える可能性もあります。

結婚後でも直面する課題が多い

健常者や障がい者に関わらず、結婚後はさまざまな課題に直面するケースが多いです。

交際期間中は恋愛を楽しむのがメインとなりますが、結婚すると生活をともにしなければいけないため、障がい者ならではの不自由さもあります。

結婚後によくある課題は、収入面、お互いの家族の理解、育児、日常生活のサポートなどです。

2人で解決できないこともあるため、お互いの家族からもサポートしてもらえるように理解を得る必要があります。

障がい者が健常者とコミュニケーションを取る際のコツ

健常者との恋愛や結婚を視野に入れている方は、健常者とどのようにコミュニケーションを取るべきか把握しておきましょう。

ここでは、障がい者が健常者とコミュニケーションを取るときに親しくなりやすくなるコツを4つご紹介します。

話し合う機会を多く作る

ただ単に一緒にいるだけでは、相手の考えや価値観を十分に知ることは難しく、誤解が生じることもあります。

障がい者でも健常者でも、お互いの理解を深めるためには意識的に話し合う機会を増やすことが重要です。

積極的にコミュニケーションを取る場を設けることで、障がいに対する理解が深まるだけでなく、個性や魅力をより知ってもらえることにつながります。

また、話し合う機会が多くなれば、それだけお互いを知る時間も自然と増えていきます。

言葉を交わすことはもちろん、表情やしぐさ、行動を通じても気持ちを伝えることができるため、より深い信頼関係が築かれます。

その結果、交際や結婚といった人生の大きな選択にもつながりやすくなり、よりよい関係を築くことができるでしょう。

伝えたいことをはっきり伝える

もし、相手とのコミュニケーションで不便を感じることがあるならば、その都度明確に伝えることが重要です。

例えば、視覚障がいがあり、急に話しかけられると驚いてしまうといった場合は、肩を軽く叩いてから話しかけてほしい、などと伝えるとよいでしょう。

どうして欲しいか伝える際、理由を述べたうえで伝えると、誤解を招きにくくなります。

気を付けたいのは、察してほしいという態度ではなく、相手に知ってほしいことを伝える努力です。

具体的な内容を簡潔に伝え、最後に「いったことをやってもらえると助かる」「嬉しい」などといった気持ちも伝えられるとなお良いでしょう。

困ったときは周りへ相談する

障がい者に関わらず、健常者でも恋愛でトラブルが起こる可能性があります。

パートナーとの喧嘩でトラブルに発展したり、2人で解決できない状況になったりしたら、周りに相談することがポイントです。

2人それぞれで抱え込んでしまうと、一向に解決できないおそれがあります。

さらに大きなトラブルに発展するのを防ぐためにも、家族や友達、結婚相談所の担当者などに相談しましょう。

オープンマインドを持つ

オープンマインドとは、自分とは異なる意見や視点を柔軟に広く受け入れる姿勢のことです。

障がいに関する話題になった際は、オープンマインドを持ったうえで自分の考えや思っていることを伝えると良いコミュニケーションが取れます。

また、障がいに関する質問をされた場合は、丁寧に答えて相手の不安や疑問を解消すると、より障がいへの理解が深まります。

健常者のなかには、障がい者を偏見の目で見る方もいます。パートナーは理解してくれても、パートナーの家族から理解を得られないケースもあるでしょう。

一度お付き合いを反対されても、オープンマインドを持ったコミュニケーションを続けることにより、次第に納得してもらえる可能性が高くなります。

まとめ

障がい者であっても、十分結婚できる可能性があります。

特に、身体障がい者の婚姻率は6割を超えているため、障がいを持っているからといって、極端に婚姻率が低くなるわけではありません。

ですが、結婚するためには積極的に出会いの場に行ったり、自分に合った婚活方法を見つけたりする必要があります。

障がい者に理解のある結婚相談所なら、相手の紹介からお見合いまでサポートしてくれるため、婚活をスムーズに進めやすいです。

ハッピーカムカムは、成婚までの最短ルートをサポートし、1年以内の成婚率51.5%を誇る結婚相談所です。希望の相手も的確にご紹介するため、頻繁にお見合いに出向くのが難しい障がいを持っている方は、ぜひハッピーカムカムをご利用ください。

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