「警察官」と言えば社会的な信頼性も高く、地域住民を守る誇り高き職業。婚活をするうえで「警察官と結婚したい」と思われる方は非常に多いものです。
しかし結婚にあたってのデメリットや注意点もあります。知らずに交際を進めると「結婚できない」ということにもなりかねませんので、メリットとともにデメリットと注意点も知っておきましょう。
警察官と結婚するメリット
それではまず、警察官と結婚するメリットについて見ていきましょう。
安定性のある職業で家計への不安がないこと
警察官は公務員であるため安定性があり、家計への不安がないことが第一のメリットとしてあげられます。
一般企業のように解雇されることもありませんし、ボーナスがカットされることもありません。年功序列制によって、勤続年数を重ねるたびに給与があがっていくシステムであり、将来的な不安も少なくなります。
頼りがいがあること
職業上、「人を守れる技術」を身に着けているのが警察官です。剣道や柔道、護身術などを習得しており、警察官をパートナーとすれば危険に遭遇した際にも、しっかりと守ってもらえます。
男性であっても女性であっても、「守ってもらえる」という安心感があることは警察官と結婚するメリットのひとつです。
社会的信頼性があること
社会的信頼性があることもメリットのひとつです。「警察官である」と言えば、両親からの結婚への理解も得られやすくなります。結婚してからも、職業が警察官ということで、自信を持ってパートナーを紹介できます。
それだけでなく、将来的に住宅ローンを組むにも、社会的信頼性が高い職業であることは大きなメリットです。職業が問題になるということは一切ありません。
福利厚生が充実していること
公務員のボーナスは法律によって決まっています。また退職金が高額であることも特徴のひとつ。警察官と結婚すると給与が高いだけでなく、福利厚生が充実していることによって豊かな生活を送れるはずです。
警察官と結婚するデメリット
警察官との結婚にはさまざまなメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。警察官と結婚したいと考えるなら、結婚後のデメリットについても知っておきましょう。
危険性の高い業務であること
まず軽察官という職業は危険性の高い業務です。職務中に怪我をしたり、銃で打たれたりすることも考えられます。また天災が起きた際には住民を守る役割を果たす職業です。
責任の大きい仕事であるゆえに、危険な場面に遭遇することは少なくありません。ともすれば殉職の可能性も考えられ、家族の生活が一変してしまうこともあります。
勤務条件で生活が安定しにくいこと
警察官にも転勤があり、勤務条件によっては頻繁に引っ越しをしなければならなくなることも。また土日祝日が休みと決められているわけではありませんので、カレンダー上は大型連休であっても、まとまった休みが取れないことも多いものです。
そのためもし将来的に子どもが生まれて、ゴールデンウィークに旅行に出かけたいと思っても、なかなか実現できないこともあるかもしれません。子どもの転校も考えられます。
勤務条件によって、生活が安定しにくくなる可能性があることもデメリットです。
結婚が職場による許可制であること
警察官は職場から許可を得なければ結婚できません。一般的な職業に就いている方にとっては衝撃の事実でしょうが、警察学校を卒業したばかりの警察官は、結婚が許されないことがあります。
また交際相手に対する身辺調査が行われる可能性も。もしも交際相手や交際相手の家族に犯罪歴があった場合、場合によっては結婚できなくなってしまうことも考えられます。
警察官との結婚を希望する際の注意点
警察官との結婚にはメリット・デメリットの両方がありますが、それでも警察官と結婚したいと思われる方は少なくありません。結婚を望むのであれば、次のような点に注意してください。
警察官の職務を理解し自立しながら支えること
まずはお相手が警察官であることを理解して、精神的に自立することが必要です。休日が決まっておらず、危険と隣り合わせであるのが警察官。そのお相手を支えるためには、ご自身が自立していなければなりません。
警察官が結婚を望むのは、心の支えとなるパートナーを求めるからです。精神的に自立した方でなければ、警察官との結婚は難しいと考えられます。
身辺調査が行われることを覚悟すること
先に解説したように、警察官と結婚する際には身辺調査が行われます。職業ゆえに、パートナーにも信頼性があることが求められるためです。
調査される内容は公開情報・非公開情報・周辺の人への聞き込みから得た情報などです。内部データベースや記録を紹介されることもあります。周囲の人では知り得ない情報まで調査される可能性があるため、ある程度プライバシーが暴かれることがあると覚悟しましょう。
警察官との結婚に関するよくある質問
婚活をしている方からも人気の職業である警察官。しかし特殊な職業であるため、結婚に対して不安や疑問を持つ方は多いものです。
そこでここからは、警察官との結婚に関してよくある質問にお答えしていきます。
Q1：警察官とはどうやって出会える？
出会いの方法は次の3つが考えられます。
・友人や知人から紹介してもらう
・婚活パーティーでの出会いを期待する
・結婚相談所に入会する
友人や知人に警察官の知り合いがいないかと尋ねてみたり、婚活kパーティーに参加して警察官を見つけたりする方法があります。
しかし最も確実なのは結婚相談所です。結婚相談所であれば、職業を限定してピンポイントでお相手を探せます。結婚への意思が強い方ばかりなので、他の方法と比べて短期間で警察官と結婚できる方法です。
Q2：警察官の収入は？
警察官の収入は、都道府県により差がありますが、平均収入は月の基本給だけで375,038円です。
平均的な年収は約650万円だとされており、一般的な会社員と比較すると高額です。さらに不景気であったり、情勢が変化したりした場合でも変動しないため、安定した収入を得られます。
Q3：もし身辺調査でNGが出たときは？
身辺調査で結婚相手としてNGが出された場合、事実婚という選択が最も現実的です。
職場や周囲の反対を押し切って結婚することもできますが、やはり昇進や昇格が難しくなったり、希望する部署への異動が厳しくなったりすることが考えられます。つまりお相手のキャリアに水を差してしまうことになりかねません。
そのためもし結婚にあたっての身辺調査でNGが出されたなら、事実婚とするのが最善の選択です。
警察官との結婚は条件が良いがデメリットも
婚活で人気の職業である警察官との結婚は、収入面・社会的信頼性の面でメリットがあると言えます。しかし身辺調査を受けること、勤務条件が特殊であることなどのデメリットがあることも知っておきましょう。
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