結婚相談所には「3か月ルール」があることをご存知でしょうか？お見合いや仮交際から、3か月以内に結婚するかどうかを決めなければならないというルールです。
一般的な交際を考えると「短すぎる…」と思われるかもしれません。しかし実は、コツさえつかめば3か月の間に理想の結婚相手を見つけることも可能。効率的に婚活を進めたい、今すぐに結婚したいと思われているなら、ぜひ今回の記事を参考にして幸せな結婚生活をつかみ取りましょう。
結婚相談所の3か月ルールとは？
結婚相談所には「3か月ルール」と呼ばれるものがあります。仮交際から真剣交際までの3か月間のことを指す言葉です。
実は結婚相談所では「3か月間に○○しなければならない」というルールが設けられているケースが多く見られます。ルールは結婚相談所によって違いますが、次の3パターンのいずれかであることがほとんどです。
・お見合いから3か月以内に成婚退会するか交際を中止する
・お見合いから3か月以内に結婚前提の交際をするかどうかを決める
・仮交際から3か月以内にお相手と結婚するかどうかを決める
いずれのケースでも、「3か月以内にお相手と結婚するか決める」ことがルールであると言えます。スタート地点がお見合いであることもありますし、仮交際スタートからのカウントとなることもあります。ひとつめにご紹介したパターンであれば、お見合いから3か月以内に成婚退会を目指さなければなりません。
3か月ルールが設けられているのは、会員様に無駄な婚活時間を過ごしていただきたくないためです。結婚する意思がないお相手と半年、1年と交際していて、最終的にご成婚に至らなかった…ということでは、時間が無駄になったと感じる方も多くいらっしゃいます。
結婚相談所によっては、最大6か月まで延長ができることもあります。しかし基本は「3か月で結婚を決める」というルールがあることに変わりはありません。
3か月の交際期間中に成婚を判断するためのポイント
3か月で結婚するかどうかを判断するのは難しいと感じられるかもしれません。しかしコツをつかめば、意外と3か月間でもお相手と結婚すべきかどうか判断できます。どのように判断するのか見ていきましょう。
アドバイザーに積極的に相談をする
結婚相談所での3か月ルールにうまく対応するには、アドバイザーへの積極的な相談が欠かせません。アドバイザーやカウンセラーは、お二人の関係性について客観的な意見をくれる存在です。婚活のプロでもあるため、お二人が結婚すべきかどうかを客観的視点から助言します。
またアドバイザーはお二人の中を取り持つ役割も果たすので、お相手の本当の気持ちを知りたいなど、直接訊きにくいことも相談してみてください。
3か月間でお相手としっかり向き合う
3か月の間に、お相手としっかり向き合う心構えも必要となります。結婚相談所の3か月ルールは、人によっては短すぎると感じられるはずです。しかし考え方を変えれば、集中的に結婚について考える3か月間であるとも言えます。期間の制限があることで、お相手をしっかりと見極めようと考えられるはずです。
そのため3か月間のカウントダウンが始まったら、しっかりと真剣にお相手に向き合ってください。会える時間が少ないなら、こまめに連絡を取るようにしましょう。距離感を縮めることに専念すれば、お相手がどのような人であるか、幸せな結婚生活となるかどうか見極めやすくなります。
お相手と結婚についての会話をする
お相手との仲が深まっていないと、結婚に関する会話はなかなかしづらい…と考える方も少なくありません。しかし結婚相談所では3か月ルールがありますから、仮交際・真剣交際に関わらず、積極的に結婚についての会話を交わしていきましょう。
結婚相談所に登録しているということは、お互いに結婚が目的です。目的のために価値観をすり合わせるのは不可欠なこと。ご自身のためにもお相手のためにも、結婚観に関する話は積極的に行いましょう。
お相手への気持ちを常に意識する
結婚相談所では3か月の間に、お相手への気持ちを常に意識するようにすると結婚すべきか判断しやすくなります。たとえば次のようなことを考えてみてください。
・一緒にいて居心地が良いか？
・話し合いができるか？
・結婚観は一致しているか？
・心を開いて会話ができるお相手であるか？
・状況が変わってもお相手のそばにいられるか？
つまり「結婚後もうまくやっていけるお相手であるかどうか」を常に意識することです。違和感や嫌悪感を覚えたなら、その方は将来の伴侶ではないと考えられます。3か月間という短い期間だからこそ、集中的にお相手を見極められるはずです。
3か月の交際期間後の対応方法
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3か月間の交際期間が終わるときは2つの選択肢があります。ご成婚となり結婚相談所を退会するか、お相手との交際を終了して結婚相談所に登録し続けるかの2択です。3か月後にどうなるのか、それぞれのパターンについて見ていきましょう。
パターン1：プロポーズを受けてご成婚
ひとつめのパターンは、プロポーズによってご成婚に至り、結婚相談所を退会するパターンです。お見合い・仮交際・真剣交際を経て「この人と結婚したい」と思ってもらえたならプロポーズをされます。プロポーズを承諾してもらえたならご成婚となり、結婚相談所を退会する手続きへと進みましょう。
プロポーズについては女性・男性のどちらからしても構いませんが、結婚相談所によっては「男性からしなければならない」と定められていることもあります。
プロポーズを経て両者ともに結婚の意志が固まったら、お互いのご両親にご挨拶をしてください。そして結婚相談所退会となりますが、相談所によっては成婚料を支払うシステムとなっていることもあります。成婚料を支払って退会したら、お二人だけの未来が開けていきます。
パターン2：交際を終了して新たなお相手を探す
もし3か月を目安にプロポーズをした・受けたもののご成婚にいたらなかった場合は、その後も引き続き新たなお相手を探すことになります。お相手との交際は終了となり、お相手との連絡は今後一切禁止されます。連絡先も削除しましょう。
交際終了後は新たなお相手を探すことになりますが、そこで大切なのが交際においての反省です。たとえば「お相手とどうして合わなかったのか」「交際中に問題はなかったか」などを、アドバイザーやカウンセラーとともに振り返りましょう。ワンランク上のご自身になるために必要なステップです。
結婚相談所を利用するなら「3か月間」を大切に
結婚相談所にはお見合いや仮交際開始から、3か月以内に結婚するかどうかを決めなければならないとされる「3か月ルール」が存在します。3か月の間にお相手としっかりとコミュニケーションを取り、お相手を見極めるための集中力が必要となります。
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